ぎのざジャム工房

2015/1/18

宜野座村特集 沖縄のシマの話題 特集

知名さんのつくる幸せなジャム

「幸せの」ではなく「幸せな」ジャム。
時には百回以上も行うという試作は、すべて素材の味を活かすため。
ここまで情熱を注いでもらえるなら、素材にとってこれ以上幸せなことはないのかも。

ぎのざジャム工房のジャムを作っているのは、知名幹夫さん・知名美佐子さん御夫婦です。

某有名店も使っているという、うわさのジャム。
「勝手に名前を出していいのかわからないので…」
ということで名前は伏せておきますが、知名さんの作るジャムは様々な有名店でも使われているんです。
「いろいろな方が口コミで紹介してくださって県外からも問い合わせがあります」という美佐子さん。

実は知名さん夫婦は商品の販売に関しては特別なことはなにもしていないそう。
「うちのジャムを気に入ってくださった方が、ぜひ販売させて欲しいと販売してくださって」と語る美沙子さん。

特別に販売促進の広告を出さなくても、口コミで広まっていく。
本当に良い商品はそうやって消費者に支持されるものなのかもしれません。

ラベルも手作り感たっぷりの知名さんのジャム

ラベルも手作り感たっぷりの知名さんのジャム

取材当日は色々な味のジャムを試食させていただきながらでした。

取材当日は色々な味のジャムを試食させていただきながらでした。

とにかく種類が豊富。
知名さんの作るジャムは種類がとても豊富。
それには理由があって、「とにかく、なんでも試してみたくなっちゃう」からだそう。

この食材にはどんな味付けをすればいいだろう?
料理をされる方なら、色々とためしてみたくなることってありますよね。
もちろん、コンビニで買うような商品だって、企業の商品開発部なんかで色々な試作品を作って世に送り出されているわけです。

その様々な試作品の中から、選ばれたものだけが商品として販売されるのが普通です。
知名さんもそうやって毎日試作品を作っているんだそうですが、大手メーカーと違うのは試作品が商品になる確率が高いこと。

「ジャムってパンに塗って食べるだけのものじゃないしね」
そうおっしゃる美佐子さんは、作った試作品を様々な料理に使えないかと考えます。
ここが大手のメーカーさんと違うところ。
大手のメーカーであれば生産効率を優先して商品化しないようなものでも商品化してしまうのです。

「それぞれに、それぞれの使い方があってもいい」
幹夫さんや美沙子さんのおっしゃるように、「ジャム=パンに塗って使うもの」という概念を取り払ってみれば「パンに塗るための甘いもの」ではない試作品でも商品化する価値はあるのかもしれません。

同じ素材を使っていても、味が違えば別物。だからこれだけたくさんの種類があるんです。

同じ素材を使っていても、味が違えば別物。だからこれだけたくさんの種類があるんです。

パスタとか、どうでしょう。
スパイシー青マンゴージャム。
マンゴーは甘いものという概念も日本人ならではの発想です。
東南アジアなどではマンゴーは青いままサラダ感覚で食べるのも一般的。
固定概念に捕らわれることなく素材の味を追求するから、知名さんは摘果した青いマンゴーも素材として使います。

「パスタとか、どうでしょう」
なにげなく発した僕の言葉にさえ、美沙子さんは瞳を輝かせます。
「とってもおもしろいですよね」
知名さんのジャムには、知名さんの想像力が詰まっています。
素材が知名さんの想像力と出会って、新しい価値が創造されます。

想像力は創造力。

ぜひ一度、知名さんのジャム工房を訪れてみてください。

ぎのざジャム工房

ぎのざジャム工房

■ぎのざジャム工房
■沖縄県国頭郡宜野座村字惣慶1853-1
■TEL: 098-968-8376
■FAX: 098-968-8376
■営業時間: 9:00~18:00
■交通・アクセス: 宜野座ICバス停より徒歩3分
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沖縄県国頭郡宜野座村字惣慶1853-1
(投稿者:Uchina編集部)

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