静かにそびえる山を背に、全室オーシャンフロントの客室をそなえる百名伽藍。
月明かりが眼前に広がる海に一本の道を創る様子はおとぎ話の世界にいるよう。
室内に居ながら、沖縄の自然を体感できるよう設計された建物には、貸切露天風呂や、禅の間、ライブラリーなど個性豊かな施設が揃う。
ホテルから外出せず、ゆったりと沖縄の自然を満喫する滞在もおすすめ。

2015/1/13

ホテル特集 沖縄旅行ショーケース 特集

百名伽藍

World Luxury Hotel Awards 2014


「World Luxury Hotel Awards」という賞をご存知だろうか。
この賞は「World Luxury Hotel~」という名称を見てもわかるように、世界中の贅沢なホテルを評する目的で2006年に設立された。


このアワードが意味する「贅沢=Luxury」とは「施設の豪華さ、贅沢さ」ばかりを意味するものではない。
旅行の目的でもある「有意義で贅沢な時間」をどれだけ堪能できるか、が問われる。
そういったことから、このアワードは「ホテル業界のアカデミー賞」とも称され、旅行者にとってのホテル選びの指標になっていることはいうまでもない。


そして2014年。


145の国と地域から、1000を超えるホテル施設がノミネートされたこのアワードに、唯一、沖縄県からノミネートされたのが、南城市百名にある百名伽藍。
そして「Luxury Coastal Hotel(海辺の高級ホテル)部門」において、Continental Winner(アジア大陸賞)を受賞した。

静かにそびえる山を背に、全室オーシャンフロントの客室をそなえる百名伽藍。 月明かりが眼前に広がる海に一本の道を創る様子はおとぎ話の世界にいるよう。 室内に居ながら、沖縄の自然を体感できるよう設計された建物には、貸切露天風呂や、禅の間、ライブラリーなど個性豊かな施設が揃う。 ホテルから外出せず、ゆったりと沖縄の自然を満喫する滞在もおすすめ。

静かにそびえる山を背に、全室オーシャンフロントの客室をそなえる百名伽藍。
月明かりが眼前に広がる海に一本の道を創る様子はおとぎ話の世界にいるよう。
室内に居ながら、沖縄の自然を体感できるよう設計された建物には、貸切露天風呂や、禅の間、ライブラリーなど個性豊かな施設が揃う。
ホテルから外出せず、ゆったりと沖縄の自然を満喫する滞在もおすすめ。

究極のリゾートは禅に通ず
百名伽藍の琉球ホスピタリティー


百名伽藍が沖縄で初めて、ホテル業界のアカデミー賞といわれる世界的な賞を受賞した快挙に、県内はもとより国内のホテル関係者も驚きを隠せなかった。
なにせ、今までの日本国内からのアワード受賞のほとんどがいわゆる「老舗旅館」の受賞。
開業から3年足らずの百名伽藍のアワード受賞は思ってもみないことだったのである。


「私どもとしても、今回の受賞はまったく想像もしていない受賞でした。お恥ずかしながら、ノミネートのご連絡をいただいた際に、そのような賞があるということを初めて知ったほどです」


そう語るのは、百名伽藍の総支配人・渕辺美紀さん。
国内のホテル関係者どころか、当事者である百名伽藍の関係者ですら、今回の受賞に関してはまったく思ってもみないことだったのだ。


受賞に際して、その理由を渕辺さんに尋ねてみたところ、次のような答えが返ってきた。


「当ホテルは、静かな環境を求めていらっしゃるお客様も多く、大々的に広報に力を入れているというわけでもないので、どのような形でノミネートに至ったのかはわからないのです。ですが、ご利用いただいたお客様の口コミで評判が広がったのではないかと思うと、大変有難く思います。琉球の世界遺産群の近くでもあり、海辺の環境と調和した施設をはじめ、お客様視点からの琉球ホスピタリティーや地元食材を使った食事などが、評価されたのではないかと思います」


――渕辺さんが受賞にあたって評価の対象となったのではないかと推測する「琉球ホスピタリティー」について、もう少し詳しく教えてください。


「当ホテルは、お客様とスタッフの一対一の関係を大切にするため、接客のマニュアルを作っておりません。お客様に寄り添う最大限のサービスをスタッフ一人ひとりが心掛け、ご提供させていただいております。そうした小さなふれあいの中で、満足を共有するのが琉球ホスピタリティー。そうした取り組みを評価してくださったのか、リピートのお客様も多く、たくさんの著名な方々にも何度もご宿泊をいただいております」


――スタッフの方とお客様との「関係」が創りあげるものが琉球ホスピタリティだと?


「そればかりというわけではございません。琉球ホスピタリティーの根幹には、当ホテルの名『伽藍』に込められた禅の思想があります。心の充足を求める禅は究極のリゾートの在り方と一致する面もあります。これは偶然ですが、このホテル施設が風水的にも最高の相になっていると、ある著名な風水師の方にもご指摘をいただきました。この場所でお客様が内面を充実させ、明日の活力を得て、幸せになっていただけることこそ、百名伽藍の究極の目標であり私の夢でもあります」


百名伽藍という場所で、明日の活力を得る。
そのためのサービスや環境すべてに対する取り組みが、琉球ホスピタリティーなのだと力説する。


リゾート(resort)は
「re(再び、または新たに)」という単語と、
「sort(分類・組み換え)」という単語に分けられる。
静かな環境で、心をリフレッシュ(新たに組み替え)する。


百名伽藍という場所が、お客様にとってそうした場所でありつづけることが、本当の意味でのリゾートなのでしょう、と渕辺さん。
そうした「本物のリゾート」だからこそ、先のアワード受賞へとつながったのかもしれない。

受賞をきっかけに、より一層「琉球ホスピタリティー」の追求を考えるようになった、と百名伽藍・渕辺総支配人。

受賞をきっかけに、より一層「琉球ホスピタリティー」の追求を考えるようになった、と百名伽藍・渕辺総支配人。


本当の意味での、リゾートとは。


琉球ホスピタリティーによる、本当の意味でのリゾート。
言葉にしてしまうと簡単なように聞こえてしまうが、それを実際に創り上げることは容易ではない。
そうしたなか、百名伽藍のスタッフはどのように「本当の意味でのリゾート」を創り上げているのだろう。
客室係の石川晴子さんにお話を伺った。


沖縄を五感で楽しんでいただけるおもてなしを追究したい


県内の学校を卒業後、オーストラリアでの語学留学を経て入社した石川晴子さん。
渕辺美紀総支配人も言うように「接客マニュアルがない」百名伽藍の客室係として日々、お客様へのおもてなしを追求している。


「私は那覇市出身で、学生時代は(百名伽藍のある)南部地域にはほとんど縁がありませんでした」
と語る石川さんも、自然豊かなこの環境に魅了されていった人間のひとりでもある。


「ここには琉球の歴史が刻まれていて、昼は時間ごとに変化する七色の海、夜は満天の星と幻想的な月光の道を見ることができます。時が経つほど好きになる場所ですので、ご宿泊されるお客様にも同じようなことを感じていただけるお手伝いができればと考えています」


自らが魅了されたこの場所を、同じようにお客様にも楽しんで頂きたいと考えている。
最近はアジアを中心に海外からのお客様も増えた。
そうした海外からのお客様を、どのようにおもてなしするかということについても、お客様一人ひとりに寄り添った対応を心がける。


「どのお客様にも、そのお客様に応じたきめ細やかなサービスを心掛けています。お客様にはホテルから一歩も外出なさらずに滞在される方もいらっしゃいます。観光地を巡るツアーもおすすめですが、何もせずゆったりと過ぎる時間を楽しまれる方も多いのです。潮の満ち引きと共に、刻々と景色を変える海や、鳥のさえずり、また心地よい風など、日常では味わえない自然を感じていただきたく、あえてお声をかけるのを控えるなど、一人ひとりのお客様に気を配るようにしています」


自然が織り成すこの空間、時間を楽しんで頂くために、気を配る。
それは総支配人の渕辺さんが語る「琉球ホスピタリティー」につながる。
百名伽藍のある場所は、とても自然が豊かなのだ。
そう感じさせてくれるエピソードを、石川さんが話してくれた。


「あるとき、ご宿泊のお客様が一階の庭から釣りをして30センチメートル以上の魚を釣りあげたことがありました。すぐそばでミジュン(イワシ)の大群が見えることもあり、自然の豊かさに恵まれた素晴らしい環境なのだと、改めて実感させられました。また、台風が襲来した時も、これほど海に近い施設にもかかわらず被害はほとんどありませんでした。ホテル建設時に多くの樹木を自然のまま残したのが、防風林として効果を上げたのかもしれませんね」


吹き抜ける風、降り注ぐ陽光が煌く海。
沖縄を五感で楽しんでいただけるようなおもてなしの追究。
それが客室係としての石川さんの目標だ。

取材当日はあいにくの曇り空。そうした景観であっても、充分に豊かな自然を楽しむことができる、と石川さん。

取材当日はあいにくの曇り空。そうした景観であっても、充分に豊かな自然を楽しむことができる、と石川さん。

百名伽藍
住/沖縄県南城市玉城百名1299−1
TEL/098-949-1011
オフィシャルサイト
沖縄県南城市玉城百名1299−1


(投稿者:Uchina編集部)

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