沖縄の味な話「ゴーヤー」

2015/1/5

コラム 沖縄のシマの話題

沖縄の味な話「ゴーヤー」

ゴーヤー

ゴーヤー


ゴーヤーだけに最初に苦言をひとこと。
「なぜ“ゴーヤ”なの?!」そこは由緒正しいウチナーンチュなら「ゴーヤー(語尾下がり)」と呼ぶべきでしょう。

だいぶ前のちゅらさん効果や沖縄ブームなぞでゴーヤーが県外でもてはやされ、東京辺りの沖縄料理の店のメニューで定番となり、一般の方々の冬は雪の降るお屋敷で鉢植えされ、「ゴーヤチャンプルって美味しいじゃん」と言われてしまってる経緯を、密かに苦々しく感じるのは私だけ?

とは言え正直なところ、子どもの頃は苦いゴーヤーが嫌いだった。いつの頃から大好きになったんだろうか。そんな風に食の好みが変わって、ゴーヤー大好きに成長するのも由緒正しいウチナーンチュと、勝手に決めつけてるのをお許しあれ。でもゴーヤー好きの子どもっているの?なんかオヤジぽい(笑)

人気となったおかげで、年中ゴーヤーチャンプルーは食べられるし、全国どこのスーパーでも売られてる。しかしあの苦みばしったキレ味のあるものは滅多にお目に、いや口にしないなぁ。これも世の常で、万人向けに品種改良されたのだろうか。悲しいなぁ。子どもの頃はあの苦さが嫌いだったのに、大人になってその味を求めたいときには、失せてしまう。

これも世の常か…と、落ち込むのも何なので、ゴーヤーの苦みを味わえる、とっておきのゴーヤーチャンプルーの作り方を教わった。普通は卵を加えて炒めるけど、このレシピでは「麩」を使う。水でもどして絞った麩を適宜にちぎっておく。定番通りに切ったゴーヤー、豚肉(又はポーク缶)をやや強火で炒めてすぐに麩を投入。入れたところで火を弱めて蓋をして蒸し焼き状態に。「麩にゴーヤーの苦みの味を浸み込ませる」ためだ。

ゴーヤーのシャキシャキ感を損なわずに仕上げるには、火加減の調節が私にとっては難しいところだが、このレシピだと、とりあえず苦みを味わえるゴーヤーチャンプルーに仕上がる。是非お試しを。


(コラム投稿者:hana)

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